第19期を迎えて ~ 生成AIとの付き合いかた ~

第19期を迎えて ~ 生成AIとの付き合いかた ~

皆さん、こんにちは!

お陰さまでテトラビットは、2023年5月、第19期を迎えることができました。
本当にありがとうございます。フルマネージドサービスをご契約いただいているお客さま、頑張っているスタッフたちと支えてくださっている家族、いろいろなアライアンスを組む関係者の皆さま、そしてテトラビットという企業が存続できている社会(沖縄 → 日本 → アジア → 地球!)に対し、改めて深く感謝申し上げます。

このブログは、タイトルが「Every Day is A New Day!!」なのに更新が年1回ペースなのは、最早ジョーク(笑)ですが、続けましょう。今回のテーマはChatGPTに代表される生成AIです。既に巷では大騒ぎになっていますが、わたしもiPhone登場以来のDisruptor、つまり創造的破壊者であると、毎日衝撃を受けています。

さて、本件で一番議論されるテーマは、生成AIに対してどのように向き合うべきかですよね。原子力やインターネットがそうであるように、わたしたちはそれらの力の大部分を人類(と地球?)の幸福のために利用していける筈です。しかし他方、これも原子力やインターネットのように、犯罪や最悪な破壊活動に生成AIを使用する連中も世界には多く存在します。インターネットに関しては、故意に、あるいは本人が知らない間に悪事に加担しているケースもあるでしょう。生成AIについても同様なことが発生しています。

生成AIは質問したら答えをくれる魔法の箱ですが、その仕組みを支えるのは、AIに学習させる膨大なデータの蓄積です。想像を絶する量の情報を収集し整理して保存。そして問題毎に解答を作成するための必要なデータを抽出して計算し、更に検算して答えを出しています。もちろんその解答に対するフィードバックも、次回の問題解決に活用されていきます。
これだけ便利な道具を使わない手はありません。但しとにかく気に掛けることは「企業の内部情報を含めた個人情報」の扱いです。自分自身や所属企業内でのみ用いるアプリケーションであっても、しっかり気をつけておくことは大変重要です。

生成AIは質問に回答するだけではなく、その名の通り様々なものを創りだすことができます。AIが作成したマルウェアをAIで防御する。まさに戦争ですが、これも既に始まっています。したがって物事の善悪を見極める中で培った判断力、やっていいことと悪いことを区別できる能力が、これまで以上に大切になってくるでしょう。

新しい技術で、社会が、暮らしが、楽に便利になるのは大歓迎です。しかし我々が生成AIにどこまで判断を委ねていいのかは、常に問い続けていかねばなりません。この生成AIを、人類を滅ぼす「スカイネット」に変質させず、わたしたちの最高の友だち「ドラえもん」で居続けてくれるように。そう、人類はAIと共に成長し進化していくのです。

以上、この文章はChatMyself!、すなわちわたし自身が思考を右往左往させながら執筆しましたw 
(こんな断り書きが必要な時代が来る日も近い?)

2023年5月 梅雨入りしたのに、雨が降らない沖縄にて、
尾風邦夫(Kuni Okaze)



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