豊崎にて

豊崎にて

豊崎タウン周辺の鳥類ガイド“水辺の鳥”

 豊見城市の豊崎に行ってきました。
 目的は、アウトレットモールあしびなーでも、Y田電器でもなく、沖縄土地開発公社の豊崎タウン現地案内所でした。新しい住宅地として、TV等にてガンガン宣伝している、あの豊崎タウンです。

 このあたりは久し振りに訪れたのですが、既に家がたくさん建っていたのには驚きました。以前は何もなかったのに‥‥。ユニークなデザインの住宅や、新しい公園など車で流しても結構楽しめました。

 おっと実は、家を見に来たのではありません。
 現地案内所で配布している「豊崎タウン周辺の鳥類ガイド“水辺の鳥”」というガイドブックをもらいに来たのです。干潟といえば、泡瀬が有名ですが、この豊崎周辺の干潟にも水鳥たち、中には大変珍しい鳥や、絶滅が心配されている鳥たちもやってくるそうです。

【水辺の鳥ガイドブック 連絡先】
 ◎ 豊崎タウン現地案内所 : TEL. 098 – 856 – 4545
  (平日 13:00 ~ 17:00 土日祝祭日 10:00 ~ 17:00)
 ◎ 沖縄県土地開発公社豊見城市地先開発室 : TEL. 098 – 869 – 8536

 ここは山手線ラッシュアワー並みのスケジュールで鋼鉄の鳥が飛来する那覇空港のすぐ横です。係の人に尋ねると、ジェット機の音で鳥が急に飛び立つということはないようだ、とおっしゃっていました。慣れるのかなあ‥‥。

 開発と環境保護は、簡単に両立しない難しい問題です。
 解決するためには、辛抱強く、みんなで話し合いを続けて行かなくてはなりません。白か黒かではなく、現実的に白と黒の間にある、「どれくらいの灰色にするか」を決めてゆくのです。

 そのためには、正確な情報が不可欠です。フィルターの掛かっていない客観的な情報に加え、それぞれ多方面の立場からの情報を収集し、自分が判断を下すために必要なものを選び出す。それらを使ってしっかり考える。感情的にならずに議論する。そして調整(良い意味での妥協)をしながら物事を進めてゆくことが、特に今の日本では、やらなくてはならないことでしょう。

 例えば沖縄の自然に関しては、ネイチャーオキナワが、皆さんに考えていただくお役に少しでも立てるよう、これからも頑張ります!



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