デジタル・ディバイド(情報格差)については、いろいろなところで、既に問題提起され、話し合われています。
外務省のページでは、「一般に、情報通信技術(IT)(特にインターネット)の恩恵を受けることのできる人とできない人の間に生じる経済格差を指す」と、このデジタル・ディバイドのことが説明されています。
“経済格差”と明確にしているのは、大事なポイントです。こと日本に限って言えば、“情報格差”は人災です。
デジタル・ディバイドをなくすことは決して難しくありません。その唯一の方法は、“情報”の価値をしっかりと認識することです。光回線のインターネットを引くこと、イコール、デジタル・ディバイドの解消ではありません。情報の持つ力、そして怖さを知り、どのように自分たちに、そして世の中に役立てていくかを考えることが重要なのです。
ITは、単なる手段です。
情報を有効に利用する手段に過ぎません。インフラはもちろん必要ですが、情報をどのように活用していくか、という設計図がなければ、ブロードバンド・インターネットも役に立ちません。
大人も子どもも、役所の人も、会社員も、農業、漁業、サービス業の方も、ましてや教育に携わる人は、情報の価値と、世界中と繋がっているネットワークが存在することを、もう一度自分自身の問題として考えてみられることを、強く!お勧めします。
突然ですが皆さんは今、“ITで、ハッピー!ブログ”を読んでますよね。
その他にも、ニュースサイトを見たり、ショッピングを楽しんだりと、インターネットをフルに活用されていることと思います。でも、実はそれらはインターネット上を流れる情報の一部であって、全てではないのです。
何か持って回った言い方になってしまいました。
インターネットが一般社会で珍しかった時代、僅か十年くらい前のことなのに遥か昔のような気がしますが、ホームページとEメールがインターネットでした。面映ゆくも、新世紀の“情報発信”などとホームページを称し、そこに明るい未来を感じていたモノでした。
まあそれはそれで良いのですが、現在は情報とその利用方法が多様化し、お客様に紹介する情報以外に、特定の人や組織だけに開示する情報が増えているのです。
例えば、営業情報を全国の支社間だけで共有する、特別にアーカイブしたコンテンツをパスワードで保護されたリンクで呼び出す、等様々な形で一般の人が利用できない-見えない-ホームページで情報が利用されているのです。
インターネットはウェブサイト(ホームページ)、という概念を一度捨て、大容量の情報を、世界中に張り巡らされたネットワークで有効に活用できないか、と考えてみる。
それはビジネスにも、そして人類の豊かな暮らしのためにもプラスになると思うのです。
名護のさくら祭りに行ってきました。
日本各地の雪の便りなどを聞きながらも、こちら沖縄では桜が満開! みなさんより一足早いお花見です。
祭り会場では、“振る舞い酒”の泡盛を頂き、名護城趾の階段を上る。アメリカ人の家族連れも多く、沖縄らしさを感じますね。
山の両側にたくさんの桜木。沖縄では、これほど多くの桜がまとまって見られる場所は少ないので、ちょっと感動します。
咲き誇る桜を眺めると、心が平穏になるのが不思議です。