テトラビット社長 尾風邦夫のエッセイ「Every Day Is A New Day!!」

テトラビット社長 尾風邦夫のエッセイ「Every Day Is A New Day!!」

ハッピー・ニュー・イヤー!

 2006年の新年が明けました。

 物理的には、地球がぐるりと自転して大晦日が終わり、単に翌日になっただけ。
他の364日と同様に‥‥。

 しかし自分の心中では、やはり沸々と湧き上がってくるものがあります。
司馬遼太郎が、富士山の象徴で生きることの意義をわかりやすく絵にした、あの「志」ですね。
みなさんもそうですか?

 よし精一杯頑張ってみますので、
本年も、“沖縄で、ITで、ハッピー!”を、宜しくお願い申し上げます!


専用サーバーの仕事

サーバー作業

 テトラビットは専用サーバーのレンタルを生業の一つとしています。

 お客様の大切な情報を発信するサーバーを運用管理させていただいているのですが、ただ単にお預かりしている(お貸ししている)わけではありません。
 24時間、365日、サーバーが止まることがないのはモチロン、そのパフォーマンスが落ちないように、そして昨今何かと物騒なハッキングやクラッキング攻撃からサーバーを守るために、日々作業を行っているのです。

 今回の写真は、テトラビットのChief Technical Officer (最高技術責任者)作業中の机上風景です。サーバーの運用管理作業は、UNIXのコマンドを叩くだけではなく、サーバーの状況をモニターしながら、常に新しい情報を収集し、ときには実際に機械(パーツ)を組んだりと、そのときそのときに必要とされることを総合的に判断し、ベストの選択を行い、作業を行わねばなりません。責任というとてつもない重圧がかかるため、真面目じゃないといけないし、真面目すぎてもキツイ、というとんでもない仕事なのです。

 言葉にすると少しオーバーなような気がしますが、実際大変な仕事ではあります。したがって他のどの分野の仕事でもそうでしょうが、やはり好きじゃないと続きませんね。機械が好きであり、物事を自分でコントロールするのが得意じゃないとできないでしょう。
 ちなみにわたしもこれらが大好きですよ。機械はバラバラにするし、物事は自分の好みで、いやいやキチンとやってます。正しい人に任せる、という選択を。

 今回の写真を見て、“ニヤリ”と笑った人は、いつかテトラビットでお会いしましょう!


子どもたちが犠牲になる事件

 久し振りの投稿です。12月だからというわけではありませんが、何かとわさわさ状態です。

 ニュースでは、ここのところ小さな子どもたちが巻き込まれて犠牲になる悲惨な事件が続いています。わたしの子どもたちが通う小学校でも、近くに盗撮者が出没し、コイツがまだ捕まっていないため、授業が終わると保護者が迎えに行く、というのをやっています。
 小学生を襲ったり、ましてや殺したりするというのは、明らかに異常者の仕業ですが、これが増えているというのはどういうことなのでしょうか。

 原因の一つにはインターネットがあげられています。確かにネットがこういう変質者の温床になったり、彼らの行為をあおる場であることは否めません。
 インターネットはよくバーチャルだとか仮想空間だとかいわれますね。実際これまで自分の妄想の中でしかできなかったことが、一歩進めて仮想空間の中では具現できてしまいます。良いことも、また悪いことも。人を感動させ、人類を明るい未来に向かわせることも、あるいは極悪非道で正視に耐えない犯罪も。そしてこれらはミリセカンドの早さで、世界中に伝達され、記憶されるのです。

 本質的に、これらを完全に規制することはできません。それは人の頭や心の中を縛れないのと同じ理由です。人間はこれまでにいろいろなものを手に入れました。ものには二面性があるため、様々なものを手に入れるのと同時に、また多くのものを失いました。インターネットのマイナス面をみて、じゃあネットは廃止しようとはできません。

 インターネット(だけではありませんが)などで悪しき妄想を膨らませ、隅々まで行き渡った興味本位のマスコミの力で、日本中の、いや世界中の犯罪の詳細を知った彼らは、これを模倣したり、競ったり、自分にもできると思ったりします。このような状況の中、こういう変質者や異常者たちに対抗するためには、いったい何が必要なのでしょう。どうしたら子どもたちを守れるのでしょうか?

 結局は、わたしたちひとりひとりの個人の力が問われているのだと思います。親として、教師として、あるいは近所のおじさんとして、こういう犯罪が起こらないように準備をする。
 そして万が一その事件が起きつつある現場に出くわした場合に備えて、少なくても異常に気付く感覚と、何とか解決する(方向に向ける)行動力を身につけなくてはいけないと思います。ごく当たり前のことですが‥‥。

 もちろんいつもピリピリしろということではありません。“芯”の問題ですね。





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